第3回ランデブ実験(接近・離脱飛行技術実験) 1999/10/24〜10/27

ETS-VIIの3回目のランデブドッキング実験が1999年10月24日から行われ,10月27日夜に完了しました。今回の実験飛行では、従来のランデブ実験で未実施となっていた以下の技術課題の達成を目的としたもので,これらの全ての課題を達成すると共に,第2回ランデブドッキング実験時に問題となった一部のガスジェットの動作不調に対処するため、別のスラスタで同様な制御が行える様に改良した衛星搭載ソフトウエアを使用して,無事にチェイサとターゲットのドッキングにこぎつけました。

分離第1パス(H11.10.26; 5:03〜5:47 JST)
河野君による遠隔操縦の様子
(5:30〜5:40JST)
ターゲット衛星から10m付近
を遠隔操縦で飛行中
衝突回避マヌーバ(CAM)により
遠ざかるターゲット衛星
ターゲット衛星の後方9km地点(TI点)出発:(H11.10.26 18:50JST
TI点から出発。次可視帯でどれだけ
ターゲットに接近しているかが課題
衛星技術班 衛星管制班
Rバー接近(10/26 20:21〜21:05JST)
ターゲットの前方700mに設けた仮想ターゲットからの仮想的ランデブ
レーダ視野内を垂直に上昇中の
チェイサ。これにより今回の実験は
完全に成功。
注意深く実験の進行を見守る実験運用スタッフ
ターゲットの5km前方の退避点からターゲット衛星に向け接近、ドッキングを目指す。(10/27)
約700mの位置をターゲットに向けて接近中のチェイサ衛星のカメラが捕らえたターゲット衛星(10/27 12:10JST) ターゲットへの接近軌道の検討の様子。チェイサ衛星の加速/減速を適切な場所で行うことにより,狙った位置に投入できる。ゴルフのようなものか。次は何番アイアン?
(約300m付近を飛行中/14JST)
230m地点からのターゲット衛星
(チェイサ衛星のビューイングカメラ)
230m地点からはランデブレーダによる誘導で約6cm/sでの接近を開始。(10/27 17JST)
次可視(18:27〜19:11)で,さらに32m地点まで接近。32m地点到達直前に第2回RVD実験時と同様のスラスタ不調が再発するも、別のスラスタを組み合わせて代替えすることによりチェイサの姿勢安定は代えって向上。
17:25JSTには120mまで接近し、次可視まで一時停止(上記CGは130m時点) 32m地点をターゲットに向けて出発。
(20:08〜20:52の可視帯)
ターゲット衛星のドッキングハンドル
がドッキング機構の間近に。(20:30頃)
ドッキングの瞬間
(10/27 20:42JST)
ドッキング完了後