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宇宙ロボットの分類

宇宙ロボットは使用される場所・用途等により、以下のように分類できます。

<軌道上ロボット>
宇宙ステーションや人工衛星の上で使用されるロボットで、代表例として、スペースシャトル搭載マニピュレータ(SRMS)、技術試験衛星VII型(おりひめ・ひこぼし)搭載ロボットアーム(ETS-VII)、国際宇宙ステーション搭載ロボットアーム(SSRMS)、国際宇宙ステーション日本実験棟のロボットアーム(JEMRMS)等があります。

<月惑星探査ロボット>
月惑星を探査するためのロボットで、砂や岩に覆われた未知の不整地を移動する機能が必要です。
旧ソ連が1970年代初頭に月面に送り込んだルノホート、NASAの火星探査ローバ(Sojourna、Spirits、Opportunity)が該当します。
地球から近い月では地球上からの遠隔制御が可能ですが、火星等、より遠方の天体では地球上からの遠隔制御は困難で、ロボット自身による自律制御が必要となります。

<有人宇宙活動支援ロボット>
宇宙飛行士の作業(船内作業、船外作業)を支援、代行するロボットです。
まだ、研究開発段階にあり、主要国は実用化を目指して研究開発を進めています。

各種宇宙ロボットの実例

(1)軌道上ロボット

スペースシャトル
搭載マニピュレータ
(1981年〜、カナダ)
技術試験衛星VII型(ETS-VII)
搭載ロボットアーム
(1997〜1999年、日本)
Orbital Express (2007年、米国)
国際宇宙ステーション
搭載マニピュレータ
(2001年〜 、カナダ)
国際宇宙ステーション
日本実験棟ロボットアーム
(2008年〜 、日本)

(2)月惑星探査ロボット

月や惑星表面の砂や岩に覆われた未知の不整地を移動しながら探査を行います。

Lunokhod (1970、月探査、旧ソ連) Apollo Lunar Vehicle (1971月探査、米国
Sojourner (1996、火星、米国 Mars Exploration Rover
(2003〜、火星探査、米国)

(3)有人宇宙活動支援ロボット

有人宇宙活動支援ロボットとして実用化された宇宙ロボットはまだなく、概念検討、研究開発途中です。強いてあげると国際宇宙ステーション搭載マニピュレータの一部である双腕ロボット(Dexter)が有人宇宙活動支援ロボットに近いかも知れません。

NASAが研究中のRobonaut カナダが開発したDexter
(2008年3月打ち上げ)
月面基地で宇宙飛行士と一緒に働く
有人支援ロボットの概念例(JAXA)